バドミントンの基礎打ちで意識すべきポイント

バドミントン

どうも、ぺたです。
今回は主に初心者から中級者の方に向けて、バドミントンの基礎打ちで意識すべきポイントについて解説していきます。

  • 基礎打ちをする上で大前提として意識すべきこと
  • ショットごとの意識すべきポイント

上記の2点に分けて解説していきたいと思います。
今まで基礎打ちをなんとなくやっていたという方は参考にしてみてください。

基礎打ちをする上で大前提として意識すべきこと

まず基礎打ちをする上で大前提として意識すべきことをお話していきます。
ここでは、基礎打ちをする上での基本的な考え方の部分になりますので、当たり前じゃんって方は飛ばしてください。

以下2点が基礎打ちをする上で最低限意識した方がいいことです。

  • ラリーを続ける
  • 安易に決めにいかない

では詳しく解説していきます。

ラリーを続ける

基礎打ちでは基本的にラリーを続けるように心がけましょう。
これは「ミスをするな」ということではなく、できるだけ長くラリーをしましょうということです。

基礎打ちはウォーミングアップを兼ねています。
長いラリーができればできるほど早く体を温めることができますので、できるだけラリーを続けるように意識しましょう。

自分の方が相手より上手な場合は相手のレベルを見極められると思いますので、相手が取れる羽を打ってあげられるといいですね。

安易に決めにいかない

次に、基礎打ちでは安易に決めにいかないようにしましょう。
バシバシ決めにくる方の方が少ないですし、やっている本人は無自覚だとは思いますが、ドライブ、プッシュ、ヘアピンなどでありがちな印象です。

よくある例としては

  • とにかく思いっきり打ちながらどんどん前に出てくるだけのドライブ
  • ただ決めてくるだけのプッシュ
  • ネットの高い位置でタッチし一方的にスピンをかけ続けるだけのヘアピン

などですね。

ドライブを例にして言うと、ドライブでどんどん前に詰めてきてネット前で打ち続けちゃう人がいますが、残念ながらそれはただのプッシュです。ドライブではありません。
相手の練習でもあるので不用意に決めきらず、前に出たのなら今度は下がるなど独りよがりな基礎打ちにならないようにすることも大切です。

ショットごとの意識すべきポイント

続いて、ショットごとの意識すべきポイントについて解説していきます。
基礎打ちには大きく分けて下記のの6種類がありますよね。

  • ドライブ
  • ドロップ
  • プッシュ
  • クリア
  • ヘアピン
  • スマッシュ

それぞれのショットで意識すべきポイントがありますので順に解説していきます。

ドライブ

ドライブでは足を使うことが重要です。
軽く膝を曲げその場で足踏みするような感じで常に足を動かしてラリーしましょう。

たまにその場で止まったままベタ足で、ただ打ってる人がいますが正直あまり良くないです。
気持ちつま先寄りに重心を置き、足を動かし続けることでより早くシャトルに反応できるようになります。

ドロップ

ドロップは身体の重心移動をしっかりと意識して打つことがポイント。
シャトルの落下地点に入るまでにしっかりと身体を使い、スマッシュを打つときと同じフォームで身体のタメを作って丁寧に打ちましょう。

スマッシュを打つときは目一杯力を込めたフォームなのに、ドロップを打つときは力が抜けきっている方が結構います。
これでは「いまからドロップ打ちますよ〜」と相手に教えているようなもの。

ドロップとバレてしまうと、ネット前に一気に詰められて不利になってしまうこともありますので、できるだけ同じフォームで打つ癖をつけておくといいですね。

プッシュ&レシーブ

プッシュ&レシーブのポイントは、打つ側もレシーブする側もできるだけシャトルが浮かないように抑えることです。

プッシュを打つ方は相手の膝元付近に正確にプッシュするようにしましょう。
ネットすれすれにシャトルが来てもしっかりと抑えたプッシュが打てると良いですね。

また、ネットにべったりくっついてプッシュを打つ人がいますが、あれはあまりよろしくないです。
サービスラインの少し後ろくらいで構えて、相手のレシーブに合わせて前に出たり下がったりしながらプッシュするようにしましょう。

レシーブする方はネットすれすれにシャトルが通るようにレシーブしましょう。
相手にプッシュされにくいように高さを抑えたレシーブすることが大切です。

たまにゆるく返すレシーブを織り交ぜるのも効果があります。
レシーブを安定させるコツは、振るというよりもラケットの面を作って弾き返すこと。大振りしてしまうと次のシャトルに反応しにくくなってしまうので注意です。

クリア

クリアを打つときは、一球打つごとにコートの中央付近まで前に出るようにしましょう。
そこまで出るのが難しい方は、クリアを打ったら一歩でも前に出るように意識すると良いですね。

相手がクリア以外のショットを打ってくるかもという意識を持っておこなうとより効果があります。

ヘアピン

ヘアピンで意識すべきことは身体の使い方です。
上手い人のヘアピンを見ていると、スピンヘアピンなどラケットで回転をかけて打っているように見えがちですが、無理やり回転をかけにいっていることはあまりありません。

回転をかけるというよりも、前に踏み込んだ時の勢いを使って自然にシャトルに回転を与えるイメージです。
どの角度でラケットの面を出せば自然に回転がかかるのか自分のやりやすいポイントを探しましょう。

ヘアピンは極力高い位置で取ることが大切ですが、ネットすれすれの高い位置ばかりで取り続けてもあまり意味がありません。
実際その位置でシャトルにタッチできる機会の方が少ないですからね。

おすすめの練習法としては、なんとなく自分が取りやすい高い位置、中くらいの位置、低い位置の3つの打点を見つけて、その位置でそれぞれ浮かないように返球できるようにすること。
こうすることで安定してヘアピンを返せる機会が増えます。

ヘアピンは一見すると地味なショットですが、バドミントンの中でもかなり繊細なショットで感覚をつかむまではひたすら練習するしかない難しいショットなので意識して練習してみてください。

スマッシュ&レシーブ

スマッシュは打点と身体のタメを作ることが重要です。
身体よりも少し前のなるべく高い打点でシャトルを捉え、ネットから浮かないように角度をつけてスマッシュを打ち込みましょう。

速いスマッシュを打つためには、シャトルの落下地点に入るまでの身体のタメとインパクトの瞬間の力の加え方がポイント。
落下地点に入るまでにしっかりと身体のタメを作り、胸を強く張って身体をしならせた状態からインパクトの瞬間に力を集中させることで伸びのある速いスマッシュが打てます。

全身のバネをシャトルに伝えることを意識して打ちましょう。

レシーブする側のポイントはコンパクトにシャトルを捉えること。
大振りすると次への動作が遅れてしまいますので基本的にバックハンドで構え、コンパクトに強く弾くようにレシーブしましょう。

理想はフォア側もある程度のところまでバックハンドでレシーブできるようになると良い感じです。

バドミントンの基礎打ちで意識すべきポイントまとめ

以上、バドミントンの基礎打ちで意識すべきポイントでした。
上達するために必要なことは他にもたくさんありますが、上記のポイントを意識して練習するだけでも現在伸び悩んでいる方には十分効果がありますのでぜひお試しください。