先日とあるニュースで、サービス業経験者のうち約7割もの人が客から暴言を言われたことがあるようだ…みたいな記事をみました。
元接客業経験者の私としては
いやいや、7割どころかサービス業やったことある人なら100%暴言吐かれた経験あるだろっ!!
って思いましたがね。
私も当時、ご来店されたお客様になんの脈絡もなくいきなり「このグズが!」って言われたことありますしね。笑
いや、こっちだって血の通った一人の人間よ?
機械じゃないんだよ?
初対面の人へに向かって開口一番クズとか普通言うかぁ!?なんて思ったりもして。
ほんと酷いもんですよお客さんって。
あー、でもみんながみんなそうじゃないですからね!
そういうお客さんもいるってことですよ。
それにむしろ、そういうお客さんたちの心の氷を溶かして、ご満足いただけるサービスを提供することこそサービス業の醍醐味ですからね!!
アイスブレイク大事。
…って違かった。
今回はそんなこと言いたい訳じゃなかった。
テレビ番組での「客」という言い方について
よくテレビ番組のナレーションなどで、
「店側の客を満足させる狙いだ…」
「こうして客の支持を得ている…」
といったような「客」という表現をよく耳にしますが、この「客」という言い方に違和感を覚えるのは私だけなのだろうか?とふと思いまして。
えぇ、確かに客は客ですよ?
客以外の何者でもない。
でもさ、なんか「客」っていうとすごく高圧的な言い方に聞こえない?
僕はすごく嫌な言い方に聞こえちゃうんだよなー
僕がおかしいのかなー
いや、僕が元接客業経験者だからなのか?
誰か分かってくれー!
確かにヤバイ客もいる
さっきの「このクズが!」の人じゃないですけど、接客業やってるとまぁ正直ヤバイお客さんは結構来ます。
でもそれでも接客業をしている以上、相手は「お客様」なんです。
ご来店してくださった大切なお客様です。
暴言吐かれた経験ある方でも、お客様に対してこういう気持ちで仕事されてる方って結構いると思ってます。
サービス業はお客様あってこその商売ですからね。
そういう人たちからすると客っていう表現って、なんだかすごくお客さんを無下にしてる感じがすると思うんですよねぇ。
せめて「お客さん」とか「顧客」とか言い方もいろいろあるんだし。
テレビ業界ではウンチャラカンチャラで「客」っていうのが〜…みたいのがあるのかもしれませんが、是非ともせいぜい「お客」くらいには言ってもらいたいものです。
お互い思いやりが大事
とかなんとか言っておいて私は、実際やべーお客さんが来たらそいつが帰った後にバックヤードで、
「まぢありえねぇんだけどアイツ!!」
とか
「あの客は終わってる」
とか
「まぁゴミに何言われてもオレ気にしねぇしっ!!」
とかなんとか足ガタガタ震わせながらボロクソに言ってたんですけどね!!!
まぁ、あれです。
店員側はお客様に不快な思いをさせないように細心の注意を払う必要がありますし、お客さん側もより良いサービスを受ける為にも常識のある対応をとり、お互いが思いやりを持って大人として振る舞うことが大切ですね。
いやぁ、それにしても大人になるって難しいことですね。
以上。